今回ご紹介する「ボーイズリーグ全池田 卒団記念アルバム」は、野球を通じで成長していく選手の姿を、選手のお父さんであるジーマさんが想いを込めてつくったPhotobackです。
ジーマさんは、中学硬式野球チームから卒団するチームメイトひとりひとりにスポットを当てて、選手別のPhotoback「LIFE」を作成。
「卒団アルバム」として編集したPhotobackの数は全12冊にのぼります。
今回のインタビューでは、ジーマさんに「卒団アルバム」をつくった経緯や編集のエピソード、チームメイトの感想などをお聞きしました。
Photobackで卒団アルバムをつくることになったきっかけをお聞かせください。
記念アルバムをつくろうとイメージしたのは2年半前。息子が中学野球を始めて間もない頃です。我が子が野球をしている姿をカメラで追いかけているうちに、中学野球の想い出になる物をつくりたいと思いました。
最初は息子の写真を撮ることが中心でしたが、息子のチームメイトが一生懸命にプレーする姿にそれぞれの個性が感じられてきて、同級生の全員に野球をやり切ったことを形に残してあげたいと思うようになり、卒団アルバムをつくる企画を始めました。
作成過程、作成中のエピソードなどはありますか?
アルバムをつくるにあたって撮り溜めた写真、約8000枚の中から使用する写真を決める作業が大変でした。写真には、撮影した私とそれぞれの選手のご両親さんの想いがあり、あれもこれもとなかなか絞込みができなかったので、最終的には私に一任していただきました。
編集時には一枚一枚写真のトリミングをすることや、変化を持たせるために複数のコマを1枚の写真にする微妙な位置決めに苦労をしました。
腰の重さも災いし、作成に取り掛かったのが納期の1ヶ月前でした。15種類のアルバムをつくり上げるために、仕上げの1週間はほとんど徹夜に近く、仕事も途中で抜けたりして(笑)編集作業に追われていました。
どんなことを意識して、ひとつひとつ違うものにしましたか?
3年間の思い出の内容をできるだけ多く入れたいという気持ちがありましたが、予算との兼ね合いで36ページでまとめなければなりませんでした。
そうすると、各自の写真の枚数が非常に少なくなってしまうので、選手別のアルバムにしたというのが本当のところです。結果的には、個人別にしたことによって思い入れのある写真を沢山使うことができたし、内容は濃いものになったと思います。
「全池田ボーイズ」のチームメイトたちの写真を撮るとき、意識していたことはありますか?
全員のアルバムを作る為に、選手ごとの写真の枚数が偏らないように意識していました。どうしてもレギュラーの選手の写真が多くなってしまいがちですが、控えの選手がプレーしているときには集中的に撮影したりもしました。
ふとした時に、撮っていると思い込んでいたレギュラーの選手の写真が意外と少ないことに気付いて、慌てて撮影をしたりもしましたね(笑)。
最初はどの選手も同じ場面を撮影していましたが、選手ごとに輝いている(絵になる)瞬間は違っていることに気付きました。最後の方は、それぞれの選手らしさが感じられる写真を撮れるように意識していました。
皆さんができ上がったPhotobackを見た様子はいかがでしたか?
子ども達は年頃で恥ずかしいのか(!?)、あまりコメントをくれませんが、親御さん方には、皆さん一様に喜んでいただきました。
「みんなのアルバムが見たい!」という声が多く、そのために「お友だち紹介」をして、アルバムをSTAGEに公開しました。中には「恥ずかしいから……。」と、遠慮される方もいらっしゃいましたが、お礼のメールをいただいたり、でき上がったアルバムをいろいろな方に見せて回ってくださった方がいたり、増刷された方もいらっしゃいます。
冗談で「私の棺おけ用に一冊」と言われたお母さんもいましたね(笑)。そんな様子を見ていて、「頑張って作った甲斐があったな」と思います。
お父さんとして、Photobackを息子さんへプレゼントした感想をお聞かせください!
最初は、私の「野球の写真集」をつくろうと思っていました。そのうちに、大げさかもしれませんが息子の人生の1ページを記した物を作ってあげたくなり、何とか形にすることができました。小学生のときの野球も写真を撮っていて、その分は家内が編集をしてアルバムを作りました。
私が以前に少しだけ写真撮影の仕事をしていたこともあり、今度は自分の思うような内容でアルバムを編集したかったので、やっと実現できたことに満足しています。
息子が将来社会に出て辛くなったとき、このアルバムを開いて、必死に野球をしていたころを思い出して、また頑張ろうと思うキッカケにでもなればいいなと思います。