おうち時間でじっくり作成!フォトブック入門【総集編】

フォトブックとは?
フォトブックとは、スマホやデジカメなどで撮影した写真を使って、
あなただけの本格的な写真アルバムを作成することができるサービスです。
ネットから簡単な操作で誰でも気軽につくれます。
サイズも様々で、リーズナブルなのも特徴です。
フォトブックと聞いてまず思い浮かぶのは、
結婚式やこどもの七五三といった特別なイベントの写真集ですね。
それ以外にも、こどもの成長記録や旅行先の思い出、自分の料理写真やレシピ、イラストやハンドメイドの作品集など、日頃撮りためた写真でフォトブックを作るという楽しみ方もあります。
簡単にリーズナブルに作れるからこその楽しみ方ですね。
日頃ためてしまっている写真の整理も兼ねて、フォトブックデビューしてみましょう!
この記事は、2017/8~2018/1までの「フォトブック入門」をまとめたものになります。
【フォトブック入門】
フォトブックのつくり方~おすすめ撮り方のポイント~【フォトブック入門4】
フォトブックに載せる写真はどう選べばいいの?【フォトブック入門5】
[講師]トランカスタッフ
フォトブックってなんだろう?
写真には「撮る」だけでなく、「見返す」楽しみもあります。
さらには、「編集する」楽しみもあります。撮った写真を自分好みに編集して
世界に一つだけのオリジナルの写真集が作れるフォトブック。
その魅力についてお伝えします。
①撮った写真はどう残したらいいの?
みなさんは撮った写真をどうしていますか?デジタルカメラや一眼レフ、ミラーレスやフィルムカメラでの写真撮影はもちろん、
今では身近なスマホのカメラもスペックが上がり、誰もが気軽に本格的な写真が撮れるようになってきています。
形のないデータだと、間違えて消してしまったり、どこに保存したのかあやふやになったり、パソコンが壊れて消滅してしまったり、ふとしたことで思い出が消えてしまうこともあります。
思い出をより特別な形で残しておくのであればフォトブックがオススメ。
大切な瞬間を、世界に一つだけの一冊の写真本にして、いつまでもあなたの手元に置いておきましょう。
②撮った写真の楽しみ方
「なんだか難しそう…」と思う方も少なくないはず。
今は、写真店に行かなくとも、誰でもカンタンにウェブ上でフォトブックを作ることができるサービスはたくさんあります。
③撮った写真を使って大切な人のプレゼントにもピッタリ!
【こんなシーンでフォトブックをプレゼント】
・友人との旅行や友人の結婚式などで撮った写真をフォトブックにしてプレゼント
・結婚式での両親への手紙の代わりに、これまでの生い立ちを振り返れるフォトブックを渡す
・普段の子どものスナップを1冊にまとめ、離れて暮らす両親に贈る
【まとめ】
◎大切な写真はデータのままで置いておかず、フォトブックに残そう
◎フォトブックを作れば、大切な写真が一生モノの宝物に!
◎撮った写真はフォトブックにして楽しもう!
◎プレゼントに世界に一つだけの1冊を贈ろう。
どんなフォトブックを作ろう?
フォトブックの魅力は写真データをカタチに残すだけではありません。自由に作ることができること。それも魅力の一つなのです。あなたはどんな種類のフォトブックを作りたいですか?
さまざまなパターンのフォトブックを見てみましょう。
フォトブックはバリエーションがたくさん!

実際にフォトブックを作るときに大切なのは、
「作る前に仕上がりイメージをもつ」こと。
おしゃれでかっこいい写真集を作りたいのか、それとも、
見ていて楽しいユーモアのあるアルバムに仕上げるのか。
または、文章を書くのが好きなのであれば、フォトエッセイにするのもいいでしょう。
中には、写真集ではなく、イラスト画像をフォトブックにしてつくった画集や
ポエムなどをキャプションに入れる詩集をアルバムで作成される方もいます。
自由に作れるフォトブックだからこそ、
そのパターンは無限大。
作る人の数だけフォトブックの表現方法がある。
それがフォトブックを作る上で楽しいところなのです。
定番の写真集型フォトブック
シンプルでオーソドックスな、写真だけを配置したフォトブック。キャプションは最小限にとどめ、写真のよさを前面を出したい場合におすすめです。
「七五三」 ちゃい。
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その日にあった思い出とともに!絵日記風型フォトブック
幼いころ、夏休みに書いた絵日記のように、ひと夏の思い出や子どもの成長過程を写真日記風に1冊にまとめたフォトブック。
「cozyhouse」
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文章で綴ろう!フォトエッセイ風フォトブック
写真と一緒にエッセイを載せてフォトエッセイに。撮ったときの気持ちやウラ話、写真から連想されるポエムを入れると、読み物としても楽しめる写真集に仕上がります。
「死にかけの子猫が、家族になった」 うだまさん
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フォトブックに思いを託して届けよう!メッセージ型フォトブック
大切な人とのいろいろな瞬間や思い出の写真と一緒に今までの感謝や伝えたいことなどのメッセージを入れて作るフォトブック。メッセージだけの手紙よりも、多くの写真を使ってメッセージを託したフォトブックは、贈るあの人により感動を与えます。
「拝 啓 家 族 の 皆 様」 美郷
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バリエーションたっぷり!いろいろなフォトブック
シンプルでオーソドックスな、写真だけを配置したフォトブック。キャプションは最小限にとどめ、写真のよさを前面を出したい場合におすすめです。
写真絵本
写真を並べてストーリーを展開させ、絵本のように読ませるフォトブック。誰が見ても楽しいフォトアルバムに仕上がります。
「おしえて まっちゃん」
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イラスト絵本
写真ではなく、イラスト画像を入れ込み、並べて、フォトブックでつくる絵本。あなただけのオリジナルの絵本を作ることができます。
「えほんのせかい」
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卒業アルバム
学校のサークルやクラブなど、仲間との思い出をオリジナルの1冊に仕上げた卒業アルバム。
みんな集まって考えながら、記念の1冊を完成させていく楽しさは格別です。
「Last School」 静さん
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レシピ本
料理写真と一緒にレシピを載せると、それだけでオリジナルのレシピブックを作成できます。
世界に一つだけのオリジナルレシピ本を作って、お子さまや友人にプレゼントしてみましょう。
「週末のごはん。」
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旅行記
旅先での写真と、その旅での出来事を1冊にまとめると、自分だけの旅行記の完成です。
単なるガイド本とは違い、あなたが経験した旅の思い出が凝縮された1冊になるでしょう。
「LANGKAWI」 ayumiさん
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イヤーブック
かけがえのない1年間の思い出たちを1冊にまとめたフォトブック。
「1年間の子どもの成長」や「家族で訪れた思い出の場所」、「食べておいしかったスイーツ」など自由にテーマを決めて各月ごとにページを構成しましょう。ページを開くたびに、幸せな気持ちがよみがえってくる特別な1冊に仕上がります。
「365」
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【まとめ】
◎フォトブックには作る人の数だけ作風がある。
◎フォトブックの編集を始める前にまずは「仕上がり」をイメージしてみよう
◎イメ―ジしたものに合わせてフォトブックの作風を決めよう。
フォトブックサービスを選ぼう
つくりたい作風が決まったら、次にその作風を叶えるフォトブックをつくれるサービス選びが必要ですね。
ウェブ上にあるフォトブックサービスにはさまざまな種類があります。初心者向けの簡単に編集できるサービスから本格的なフォトアルバムを作りたい人も満足できるサイトまで、実に幅広くサービスがあります。今回は各フォトブックサービスを比較する上で、押さえておく点について紹介します。
8つのポイントを押さえてフォトブックサービスを比較しよう
どんなフォトブックを作ろう?【フォトブック入門2】では、どんなフォトブックを作るかについてお伝えしました。
その中でも、自分が作りたいフォトブックに合ったサービスを、たくさんあるフォトブックサービスから選ぶことは、思い通りのフォトブックを作るためには大切なことです。
ただ、やみくもに、選ぶのではなく、以下8つのポイントを押さえて選びましょう。
①サイズ・ページ数の種類
サイズやページ数の種類の数はサービスによって
多かったり少なかったりします。
自分が作りたいフォトブックに合ったものを選びましょう。
②製本方法
ハードカバーとソフトカバーを選べるところもあれば、綴じ方の種類がサービスによって違います。
また、ジャケットが付いているのか付いていないのかも、本格的なフォトブックを作るのであれば大切です。
自分の求めているフォトブックの仕上がりに
合うものかどうか確認しましょう。
③紙質
写真をきれいに見せるためには、紙質はかなり重要。
写光沢のある紙、または、落ち着きを見せるマット紙など
いろいろな種類があります。
思い描いている自分の作りたいフォトブックは
どんな紙質がベストなのかみてみましょう。
④印刷方法
せっかく撮った写真でも印刷方法によっては
色の風合いがまったく違うものです。
4色印刷のものから6色印刷のものまで各サービスの印刷方法も細かく見るようにしていきましょう。
⑤レイアウト・編集方法
レイアウトの仕方や編集の方法は、
エディタソフトを使う方法と
ウェブブラウザで作る方法があります。
サービスによって使い勝手が違うため、
じっくり確認しましょう。
⑥価格
手軽なものから本格的なものまで価格はピンキリ。
自分用のフォトブックかプレゼント用のフォトブックなのかを
考えた上で最適な価格があるところを利用しましょう。
⑦発送日
印刷・製本などの工程は当然時間がかかります。
出荷日や配送日などサービスによって異なるため、
事前に確認は怠らないようにしましょう。
⑧梱包
注文したフォトブックがどのような形で届くのかも
見ておきましょう。
サービスによっては、直接贈りたい相手に
フォトブックを届けることができます。
受け取り手にもよりますが、梱包もフォトブックの印象に影響するので確認しておきましょう。
【まとめ】
・各サービスでサイズの種類や作り方など違いがある。
・自分にとっての良し悪しを確認する際に、この8つのポイントを押さえて吟味しよう。
・そして、自分の作りたいフォトブックに一番近づけそうなサービスを使用しよう。
フォトブックのつくり方~おすすめ撮り方のポイント~
フォトブックをつくろうと思ったら、必ず写真が必要になりますね。
フォトブックをつくろうとおもって、写真を見返すと
あんなにたくさん撮ったのに、意外と使える写真がすくない…とおもったことありませんか?
旅行に行くと、観光スポットの前で、毎回おんなじポーズでピースサインなど。
(…はい。私がそのひとりです)
そんな時にに絶対役立つ、必ず残しておきたいおすすめのアングルをご紹介します!
フォトブックをつくろうと思ったときに同じアングルの写真ばかり並んでしまうと、とても退屈な本になってしまいます。
今回は「こども」「旅行」の2つの撮り方のポイントです。
撮るときに意識して、素敵な写真を撮影してくださいね。
こども編
「お気に入りのおもちゃ」
成長したときに「このおもちゃが好きだったんだよ~」
と会話がひろがりますよ!
「絵や工作作品」
イラストだけで成長したのがよくわかります!
写真に残しておけば、処分してしまっても後から見返せて、
部屋もスッキリしますね。
お家でこどもをかわいく撮るポイントは、shinobuさんの記事を参考にしてみてくださいね★
▶「誰でもカンタン可愛く撮れる!おうちで撮るとっておきのこども写真」
旅行編
「乗ったノリモノ」
くるま、バス、電車、飛行機など、
自分がどの交通手段で移動したのか
線路や、道路だけでもその土地の雰囲気が伝わります。
「出会ったひとたち」
旅先でお世話になった人や、お店の人、子どもたちの笑顔。
ちょっと勇気がいるけど、
大切な旅の思い出には欠かせません。
【まとめ】
・主役ばかりにならず、いろんなものに目を向けよう!
・同じ被写体でもいろんなアングルで撮っておこう!
・イメージカット・説明カットを撮っておこう!
フォトブックに載せる写真はどう選べばいいの?
素敵な写真が撮れたら、フォトブックに載せる写真選定を行いましょう。
しかし、どうやって写真を選ぶのがよいでしょうか。
まずは4つの点に注意しよう
①見る人を不愉快にさせるものはNG!
②CMYKはRGBに!
③画像のサイズに気をつけよう!
④肖像権・著作権には気を付けよう!
①見る人を不愉快にさせるものはNG!
せっかく自分がつくったフォトブックは他の人に手にとってもらう機会も多くあるのではないでしょうか。見る人の気持ちを阻害しないような写真を選びましょう!
②CMYKはRGBに!
CMYKとは、画像データのカラーモードの一つで「色料の3原色」といわれる
「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」に「ブラック(K)」を加えたものを指します。
これは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、黒色に近づく『減法混色』とも言われています。
RGBとは、画像データのカラーモードの一つで光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。これは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づく『加法混色』と言われます。
多くのフォトブックサービスではCMYKカラーではなく、RGBカラーの状態でないと、
写真をアップロードすることができません。
デジタルカメラで撮影された画像データについては基本的にRGBというカラーモードなので、
専用ソフトを使用して変換しない限りはフォトブックに使用するのに問題ありません。
念のため、写真を選定する際は、カラーモードも確認しておきましょう。
③画像のサイズに気をつけよう!
基本的に、フォトブックサービスにはそれぞれのアイテムによって画像の推奨サイズがあります。
フォトブックサービスの公式サイトでしっかり確認しましょう。
④肖像権・著作権には気を付けよう!
ウェブで公開する場合は、モデルの肖像権などにも細心の注意を払いましょう。
フォトブックサービスによっては、アイドルやアニメのキャラクターのイラストなどを使ったフォトブックは冊数に応じて肖像権・著作権の侵害とする場合もあります。
統一感を持たせよう
何も考えずに自分の気に入ったものばかりを選んで1冊にすると、ちぐはぐな印象を与えてしまいがちです。
写真選びの際に、統一感を持たせるように写真を選びましょう。統一感をもたせるだけで、シンプルでも見ごたえのある素敵な作品に上がります。
「カゾク」 ayumi
作品をみる
組み合わせで考えよう
写真どうしを組み合わせてあるテーマを表現することも写真の楽しみ方の一つです。
組み合わせを考えながら写真を選ぶと、写真のレイアウトのときもスムーズに進めることができます。
◎同場面の写真を複数枚使って、臨場感を持たせよう
同じ場面の数枚の写真を使って、見開きページに配置すると、
そのときの臨場感が伝わるページになります。
見返したときにその前後も想像させるページにさせることができます。
「koharu」
kohatanpe
p8,9
作品をみる
◎アクセントカラーで印象的な1シーンを
全体的な色調を統一させて、1枚だけ、その色調とは違った色のものを入れることで、
印象的な作品に仕上げることができます。
「AYUMI MURAOKA」
むらおか あゆみ
p14,15
作品をみる
◎連続写真でユーモアのある1シーンに
連続した写真を数枚並べ、左側での行動のオチが右側でわかるような組み合わせで
ユーモアな印象を持たせると、見る人を楽しくさせます。
「たからもの」
kimidori
p13,14
作品をみる
【まとめ】
・基本的な点はしっかり守ろう
・統一感をもたせた写真選びで見ごたえのある1冊にしよう。
・組み合わせを考えながら写真を選ぶことで、テーマを表現しよう。
ワンランクアップ!構成のコツ
使う写真が決まったら、次はフォトブックの作成ですね。。
今回は「よ~し、フォトブックをつくるぞ!」と作業を始める前に、考えておきたい構成のお話です。
好きなようにたくさんの写真を並べてつくるフォトブックも、お気に入りを集めた宝箱みたいで素敵ですが、
構成を考えれば、まるで本屋さんに並んでいるようなワンラクアップしたフォトブックがつくれちゃいます。
作成スピードも、クオリティもあがるはず☆
構成のコツ、3点をご紹介します!
【コツ①】 テーマを決める

どんなテーマを伝える1冊にするかを考えてみましょう。
・おすすめの定番テーマ
子どもの成長記録、旅行記、結婚式・ハネムーン、ペット、家族
・おもしろいテーマ
色、ポーズ、季節、空、雑誌風、詩集、ぬいぐるみ、お弁当、表情
【コツ②】 写真を並べる順番を決める

本のように、思い出を振り返るフォトブック。ページをめくっていくときに、写真が並んでいる順番によって伝わるメッセージも変わっていきます。
・時系列:人物写真、時間軸がある写真
人が登場したり、季節や時間が移り変わっていく写真には、「時系列」がおすすめです。
順を追って、そのシーンに合わせたコメントを入れることもできるので、感情移入しやすくなります。
・場所別:屋内と屋外で撮った写真
部屋の中の写真と外で撮影した写真がある場合は、「場所別」にかためて並べていくのも良いでしょう。
定点撮影のように変化が見やすくなる場合もあります。
【コツ③】

フォトブックづくりの中で、実はいちばん写真の配置に悩むかもしれません。以下2パターンから自分の作りたいフォトブックに合う、手法を選ぶと作成のときにスムーズにいくかもしれません。
・一定のリズムで並べていく
レイアウトのパターンを一定にすると、統一感が出て伝えたいことをシンプルに表現できます。
・強弱をつけて配置していく
お気に入りの写真は大きく見せたり、ちょっとブレてるんだけど…この写真は貴重だから載せておきたいなと思った写真は少し小さめに見せるなどして強弱をつけましょう。また、主にテーマを演出する写真を大きく、伏線となるものを小さくするなどして読者にとっても飽きさせない工夫を入れましょう。
【まとめ】
・まずはテーマを決めよう。
・並べる順番を時系列や場所別にすることでメッセージを伝えやすくしよう。
・一定のリズム、または、強弱、のどちらかをを意識した写真の配置で読み手にとって表現が伝わる1冊にしよう。
タイトルってどうしてる?テーマ別タイトルの付け方ヒント集
素敵なフォトブックをつくりたいなら、タイトルにもこだわりたいところ。
フォトブックをつくるときに、頭を悩ませてしまう人も多いかと思います。
そこで、今回はタイトルの付け方のヒントをご紹介します!
【ヒント①】タイトルは最初に決めなくてもよい!

コレ!というタイトルが決まっていれば別ですが、
フォトブックでは、最初にタイトルを決めておく必要はありません。
まだ、写真も文章も入れてない状態から、いきなりタイトルなんて思いつきませんよね。
本が完成に近づくにつれて、しっくりくるタイトルが見つかっていくものです。
作家の方でも、一番最後にタイトルを決めるひとが多いようです。
「タイトルが決まらず編集が進まなかった・・・」とならないためにも、
思いついたときにタイトルを決めよう!というくらいの気持ちで編集をすすめていきましょう。
タイトルは後から変更することもできます。
もし、どうしてもタイトルを入力したいのなら、「沖縄旅行(仮)」のように、
仮のタイトルを入れておきましょう。
【ヒント②】こんな風に決めてます

●シリーズものには数字をいれよう!
シリーズでフォトブックを残していきたいと思っているなら、
タイトルに「番号」や「年号」を入れておくのがおすすめです。
本棚に並べた時にも、スッキリ一目でわかります。
●本文中の一文を抜粋
歌のタイトルを決めるときなどに多く用いられる、本文中に使われている言葉の一部をタイトルにする方法です。
作品全体を表す言葉や、短いながらインパクトがある言葉がおすすめです。
●英語or日本語or数字を選ぼう
英語はオシャレな雰囲気になりますし、日本語はあたたかい印象になります。
または、数字や記号のみで、見た人が「なんだろ?」と興味をそそるような
タイトルをつけるのもおもしろいと思います。
作品のテーマをイメージしつつ、文字のもつ特色を生かして選びましょう。
【ヒント③】テーマ別人気タイトル集

それでも、どんなタイトルをつけたらいいか思いつかない・・・という方は、
みんなの作品を参考にしましょう。
テーマ別に人気のタイトルをご紹介します!
●結婚
「MINORU & FUKA」(名前&名前)
「HAPPY WEDDING」
「Our Wedding」
「Wedding day」
●家族
「○○家」
「優しい時間」
「HOME」
●旅行
国名・地名
「京都」「Hawaii」など
その国のあいさつ
「buon giorno!(イタリア語)」「Mahalo!(ハワイ語)」など
【まとめ】
・タイトルは最初に決めなくてもよい!
・英語or日本語などイメージにあった表記を選ぼう!
・迷ったら、みんなの作品を参考にしよう!
フォトブック、どんな表紙に仕上げる?
タイトルや文章が決まれば、次は仕上げの表紙です。
表紙って案外、時間がなくてササっと仕上げる方も多いのではないでしょうか?
しかし、表紙はフォトブックの第一印象の決め手になります。
フォトブックの顔にもなる表紙はこだわって作ってみると
よりフォトブック作成が楽しくなるかもしれません。
フォトブックの表紙は第一印象の大きな決め手

フォトブックの最初の印象は表紙で決まるといっても過言ではありません。
中身の写真やレイアウトがどれだけ素敵だとしても、表紙の出来栄えでフォトブック全体の価値が左右されます。では、どういった表紙がよいのでしょうか?
表紙のインパクトと中身にあまりにもギャップがあると、ちぐはぐな印象を読者にもたせてしまうかもしれません。
どんな写真が中に待っているのかをイメージさせるものにすると、めくりたくなる1冊になるはずです。
表紙の写真選びのポイント4つ
①フォトブックを象徴する1枚を表紙のイメージに
テーマを最も表してる1枚で表現すると、
フォトブックの中身をストレートにイメージできます。
テーマがはっきりしている印象に仕上げることが可能です。
「E G Y P T R I P」
谷口拓郎
作品をみる
②自分のお気に入りの1枚を表紙に。
自分で作ったフォトブックは自分のもの。
もっとも思い入れのある写真を表紙にして、フォトブックに愛着を持たせましょう!
「愛猫録」
はにまま
作品をみる
③テーマの伏線となるものを表紙に。
子どもの成長記録であれば、あえて、ランドセルや上靴などを写したり、卒業に関するものであれば、卒業証書を入れる筒や、
今までお世話になった学校の一風景を写したものを表紙にするなどして、中身への期待度を高めましょう。
「Last School」
静
作品をみる
④あえて少ない色のもので目立つ表紙に。
予想ができない単色の表紙を持っていき、フォトブックに彩りを持たせましょう。
表紙にカラーを感じさせるものを持ってくることで、
彩りを感じさせる1冊になります。
「S i l h o u e t t e」
kaz
作品をみる
背表紙や裏表紙にもこだわろう

本を読んでいる人のその本をみるときには必ず、背表紙や裏表紙が目に入るもの。
表紙でこだわったのと同じように、背表紙や裏表紙にも注目して編集してみましょう。
タイトル配置の際には、フォントの種類や色を変えて、少しだけでもアクセントを出すと
より印象的な1冊に仕上がります。
裏表紙は、後の余韻を残せるように、余白いっぱいのシンプルなものにすることで締まりが出ます。
帯をつけることのできるフォトブックサービスもあるので、
帯もつけて、本格的な写真本に仕上げてみましょう。
【まとめ】
・表紙はフォトブックの顔。
・表紙の写真選びは「めくりたくなる」1冊になるような写真を。
・背表紙・裏表紙でより印象的な1冊に。
いかがでしたか?
フォトブックはただ写真を配置してカタチに残すだけでなく、自分の好きなスタイルに合わせて自由に作ることができます。それがフォトブック作りの楽しみの一つでもあります。
完成したフォトブックをイメージしながら、フォトブック作りを自由な発想で楽しんでみましょう!

[講師]トランカスタッフ
写真を撮るたのしさ、おもしろさをもっと身近に感じてもらうための、写真・カメラに特化した情報マガジン。プロが教える初心者向けの簡単な撮り方・コツ・楽しみ方から、上級者でも目からウロコのとっておきの情報まで、あなたのフォトライフを豊かにする記事を配信します。
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