プロカメラマンが教える!お宮参りの写真をセルフで撮る方法

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お宮参りは赤ちゃんにとって生まれて初めての大きな行事のひとつ。赤ちゃんの大切な行事を、写真に残したいと考える方は多いのではないでしょうか。だけど、お宮参りって具体的に何をするのか、どのように写真を残せばよいのか今ひとつわかりにくいですよね。

そこで今回は、お宮参りとはどういった行事なのか。また、プロのカメラマンとして撮影を行ってきたからこそお伝えできる、「お宮参りの写真をセルフで撮る方法」をご紹介します。撮影のコツを学んで、かわいい赤ちゃんの姿をしっかり写真に残しましょう!

お宮参りとは?

お宮参りとは?

まずは、お宮参りがどのような行事なのかを簡単に説明します。どういった流れで何を行うのかを把握して、スムーズに写真撮影を行いましょう。

お宮参りってどんな行事?

お宮参りとは、生後1か月前後に行う赤ちゃんの健やかな成長を祈るための行事です。氏神(うじがみ)さまと呼ばれる土地の神様のもとを訪れ、赤ちゃんの誕生を報告して今後の健康を祈願します。ただし最近では、土地の神社ではなく有名な神社などでお参りを行う方も増えています。

あまり難しく考えず、赤ちゃんの体調や機嫌に合わせて無理のない範囲で予定をたてるのがおすすめです。

お宮参りって何をするの?

お宮参りは、神社で参拝を行います。赤ちゃんの誕生の報告と、健やかな成長を願い参拝しましょう。参拝方法は、普段の神社での参拝と同じです。お賽銭を入れ、二礼二拍手一礼してお祈りをします。

また、神社でご祈祷を受けることもできるので、希望のある方は事前に神社へ連絡をしましょう。

お宮参りの服装は?

お宮参りの赤ちゃんの正装は、祝い着と呼ばれる赤ちゃん用の着物です。着物といっても着付けは必要ありません。大人の方が赤ちゃんを抱っこした状態で、その上から祝い着を掛けます。

赤ちゃん自身には、ベビードレスを着せてあげるのがおすすめです。そのままならかわいい洋服姿、着物を掛ければしっかりとした正装姿とどちらの雰囲気も撮影できますよ。

お宮参りの写真撮影にはどんな方法があるの?

お宮参りの写真撮影は、プロに撮ってもらう場合とセルフで撮る場合のふたつにわけられます。プロに撮ってもらう場合は、さらにスタジオでの撮影とロケ撮影にわかれますが、多くはスタジオでの撮影です。かっちりとした家族写真を残したい方におすすめです。

セルフで撮る場合はお宮参りの準備から神社での参拝、その後の会食などさまざまなシーンを残すことができます。お宮参り当日の空気感や赤ちゃんの自然な表情を残したい方におすすめです。

セルフで行うお宮参りの写真撮影のコツ

セルフで行うお宮参りの写真撮影のコツ

セルフでお宮参りの撮影を行う場合に、ぜひおさえていただきたいコツがあります。後日「こんな写真も撮っておけばよかった」と後悔しないよう、事前にチェックしておきましょう!

赤ちゃん撮影のコツ

赤ちゃんを撮影するときの大切なポイントは、「カメラの位置」です。どの高さからカメラを構えるかによって、写真のイメージが変わります。

例えばママがカメラマンの場合、

  1. ・直立したまま撮影する写真は「ママ目線の写真」
  2. ・少し高いところから撮影する写真は「パパ目線の写真」
  3. ・低いところから撮影する写真は「子ども目線の写真」

こういったイメージをあたえます。

ママ目線の写真は母性をくすぐるような優しい写真になりやすく、パパ目線の写真は「守ってあげたい」という父性を感じる写真に。また子供目線の写真は、好奇心や躍動感を感じる写真に仕上がります。

外で行うお宮参りの写真撮影

お宮参りは神社で行うので、写真撮影も外で行う時間がもっとも多くなると思います。その際に注意したいのが、「太陽の位置」です。

まずは、もっとも撮影のしやすい「斜めから入る光」を使いましょう。被写体に対して斜め(カメラマンの背中に対して左右どちらかから斜めに太陽光が当たっている状態)の光を当てます。特に、カメラの設定をすべてオートにする場合には、斜めの光を入れることが大切です。バランスの良い陰影がつきやすく、鮮明できれいな写真が撮れます。

次にぜひ挑戦してもらいたいのが、逆光です。赤ちゃんのアップ写真を撮るときにおすすめです。赤ちゃんの斜め後ろ側に太陽がくる位置で撮影します。赤ちゃんらしいやわらかい雰囲気の写真が撮れますよ。顔が影になり暗く写る場合があるので、露出を少し上げて赤ちゃんの顔の明るさを基準に設定するのがポイントです。

屋内で行うお宮参りの写真撮影

神社の中やお宮参り前後など、屋内で撮影する場合もあると思います。屋内で行う撮影では、「ぼかし」をうまく使うことでプロのような写真を撮ることができます。

ぼかしは、被写体の後ろや前に物をいれることで作ることができます。また、絞りを開ける(F値を下げる)ことでさらにぼかしやすくなります。カメラの設定をAモード(絞り優先モード)にして、F値を下げて撮影してみましょう。

セルフで行うお宮参りの家族写真撮影

お宮参りの家族写真撮影をセルフで行う場合は、三脚を準備しましょう。三脚にカメラをセットして、セルフタイマー機能を使って撮影します。この際、AモードにしてF値を高め(F8以上)にすると、ピンボケを防げます。また、連写機能も同時に利用することで、目つぶり写真も防げるのでおすすめです。

お宮参りの写真、どうやって残す?

お宮参りの写真、どうやって残す?

お宮参りは、赤ちゃんにとってもご家族にとっても、大切な行事。たくさん撮った写真を、データに残すだけではなくいつでも見ることのできる形にして残したいですよね。そこで次は、お宮参りの写真にぴったりの加工方法と、おすすめの現像方法をご紹介します。

お宮参りの写真におすすめの加工方法

お宮参りの写真は、まだまだ小さい赤ちゃんが主役です。写真はできるだけやわらかい雰囲気に加工すると良いでしょう。

まずは露出の設定から始めます。赤ちゃんの顔を見ながら、表情がしっかり見えるように調整しましょう。ポイントは明るくしすぎないことです。明るくする=やわらかい雰囲気になるというわけではないので、あくまでもしっかり表情のわかる程度を基準に調整してみましょう。

また、コントラストや彩度は少しだけ低めがおすすめです。赤ちゃんの雰囲気に馴染むように調整しましょう。

お宮参りの写真におすすめの現像方法

お宮参りの写真がたくさん撮れたら、お気に入りの写真を現像しましょう。形にして残すことで、いつでも手に取ることができます。

家族写真は大きめの額に入れて飾るのがおすすめ。インテリアの一部として、今後のさまざまな行事の写真も増やしていきましょう。また、赤ちゃんの写真はアルバムやフォトブックなどにまとめるのがおすすめ。場面ごとだけでなく、同じアングルの表情違いの写真などを並べるとおしゃれでかわいい仕上がりになりますよ。

お宮参りの写真をセルフで撮影するメリット・デメリット

お宮参りの写真をセルフで撮影するメリット・デメリット

今回は、お宮参りの写真をセルフで撮影する方法をご紹介しました。お宮参りの撮影は、セルフで行うことで費用を抑えることができますし、赤ちゃんの様子に合わせてさまざまな表情を撮ることができます。また、写真の加工や現像方法も自由に選ぶことができるというメリットもあります。

デメリットは、家族写真を撮る際に三脚が必要となる点です。また、フォトスタジオなどが行なっている、衣装のレンタルを受けられないという点もあります。家族撮影はフォトスタジオで、赤ちゃんの撮影はセルフで、というパターンも良いかもしれません。

かわいい赤ちゃんの大切な行事のひとつであるお宮参り。ぜひ思い出に残る、すてきな写真を撮影してくださいね。

[講師]フォトグラファー aimi

[講師]フォトグラファー aimi

「何気なく見過ごしてしまうような一瞬を、一生の思い出に変えてくれるもの」それが写真です。あなたのカメラライフがさらに充実するよう、お手伝いができたら幸いです。

活動歴:フォトスタジオにてカメラマンとして4年間の活動後、フリーカメラマンへ。現在は「デザイン×フォト」をテーマとした作品づくりやニューボーンフォトカメラマンとして活動中。

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