2015/01/21

Photoback Award 2014 審査会の様子

Photoback Award

総評

Photoback Award 2014 のテーマは「わたしのかぞく」。応募作品は589点でした。新たに中綴じ製本の「JOURNAL」にB5サイズが追加されての募集となりました。

ノミネートされた48作品は全て実際に製本され、審査会場に並びます。実際に作品を手に取ると、画面上では想像がしにくいサイズや重量感により、より一層作品の魅力に触れることができます。

「かぞく」はPhotobackのジャンルとしても3本の指に入る人気のテーマとなっていることもあり、今回の応募作品も非常に内容が濃く、素晴らしい作品ばかりでした。一番身近にあってかけがえのない存在である「かぞく」の写真を一冊の本にして残していく。様々な視点とユニークな表現に加え、この重要性を改めて思い知らされたとともに、こころより感動させていただきました。

Photobackサービス開始から昨年で10年という歳月が流れています。これからもお客様とのつながりを大切にし、よりよいサービスを目指していきたいと思います。

今後もPhotobackサービスのご利用をお待ちいたしております。
今回もたくさんのご応募ありがとうございました。

Photoback プロデューサー 根岸直樹


審査会の様子

冬の冷たい雨が降るある日、『Photoback Award 2014』審査会は、東京・神保町にある「Photoback LiBRARY」にて開催されました。

審査員は、今回で五年連続となる、写真家の浅田政志さん、文筆家の甲斐みのりさん、エッセイストの柳沢小実さん、編集者の山村光春さん。審査会に並んだノミネートは48作品。今回も昨年に引き続き600作品ちかくの応募となったため、例年より多めのノミネートとなりました。

テーマは「わたしのかぞく」。まさに Photoback の王道ともいえるテーマということもあって、本当に力作揃い。フォト冊子『JOURNAL』のB5判も新たに加わり見た目の賑わいも増しました。

審査会がはじまる一時間前のこと、一足先に浅田さんがいらっしゃいました。ひとつひとつの作品を手にとり、じっくり確認する浅田さんの姿がとても印象的。浅田さんの“今年はなかなか決めきれませんね”との言葉が、このあとの審査会の進行を暗示していました。

定刻となりお集まりになった審査員のみなさんは、いつものようにテーブルを囲み、さっそく気になる作品のチェックをはじめます。ところが今回はいままでとは大きくようすが異なりました。前回は満場一致でほどなく決まった最優秀賞が決まらないのです。

ある意味普遍的なテーマである家族写真。審査員のみなさんの想いもひとしおで、いろいろな視点や角度から最優秀賞の選考が続きます。ノミネートされた作品も、審査員の想いにこたえる作品ばかり。人物をストレートに捉えた作品あり、人物がまったく出てこない作品あり、日常を捉えた作品あり、演出が素晴らしい作品あり、いずれも家族とそのストーリーを感じさせる甲乙つけがたい作品に仕上がっていて、なかなか最優秀賞が決まらず、ただただ時間だけが流れます。審査会を見守るスタッフも気がきではありません。

そして今回審査員のみなさんが出された結論は、最優秀賞が二作品という前例のないものになりました。

一作品目は、娘さんと撮影を楽しんでいるようすが目に浮かぶような作品、TOYOKAZU NAGANO さんの「MAGIC ROAD -Vol.1-」。TOYOKAZU NAGANO さんは過去に Photoback Award 最優秀賞を受賞された実力者でありますが、新しい世界観を追求する姿勢も高く評価されました。二作品目は、人物がまったく出てこないのに、なぜか家族を強く感じさせる作品、八木香保里さんの「夜になりませんように」。八木香保里さんも、過去に審査員賞などを受賞されている実力者で、これまでの作品の集大成ともいえる完成度の高さに審査員のみなさんも感心していました。

難航した最優秀賞に続いて審査員賞の審査です。こちらは審査員のみなさん概ね迷いがなかったようす。浅田さんがモリモトさんの「瞬きの間に」、甲斐さんが keeyo さんの「あなたが教えてくれたこと」、柳沢さんがねじばなさんの「母を想ふ」、山村さんが美郷さんの「拝啓 家族の皆様」に、それぞれ決定されました。

その後、昨年同様にご協賛いただきました 9 社様による特別賞の審査がなされ、malix さんの「眠れぬ森のおっぱい姫」がカメラピープル賞、うだまさんの「ずっと、いっしょ。」がカメラ日和賞、taeco さんの「うみとそらとははむすこ」が写ガール賞、megumi さんの「ALWAYS」がプチ賞、kaochan さんの「いってらっしゃい」が EINSTEIN STUDIO 賞、ako* さんの「日々を温める」が Lomography 賞、imy_dayss さんの「空飛ぶ たかい たかい」が mammoth school 賞、清島新さんの「Bon clair」が PHaT PHOTO 賞、フカタマサコさんの「かぞくのありか」が Re:S 賞に、それぞれ決定されました。

TOYOKAZU NAGANO さん、八木香保里さん、最優秀賞の受賞おめでとうございます。

また、モリモトさん、keeyo さん、ねじばなさん、美郷さん、審査員賞の受賞おめでとうございます。

さらに、malix さん、うだまさん、taeco さん、megumi さん、kaochan さん、ako* さん、imy_dayss さん、清島新さん、フカタマサコさん、特別賞の受賞おめでとうございます。

そして何より今回ご応募いただいた600点ちかくもの作品の作者のみなさん、本当にステキな作品を『Photoback Award 2014』にご応募いただきまして大変ありがとうございました。Photoback スタッフ一同あらためて心よりお礼を申し上げます。

Photoback ディレクター 菅野透

Photoback Award

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